こちらはヤマハ幼児科1年目の記録①の続きになります
ヤマハ幼児科1年目を終えて、成果や振り返り・1年目で習った演奏曲や和音・楽譜のないレパートリーなどレッスンについてまとめました!
ヤマハ幼児科1年目のリアルな授業はこんな感じ
ヤマハ幼児科1年では歌ったり、踊ったり、聞いたり、演奏したりしながら親子で色々なことを学びました
初めての演奏曲は『ど、ど、ど、』だけ演奏する曲
次の曲は『ど、み、ど、』だけの演奏です
簡単な曲で『ド』の位置を覚えたり、指を置く位置を覚えました
演奏しながら必ずドレミ唱で歌うようです
半年間はハ長調の色々な曲を学び、演奏曲も徐々にレベルアップ
半年後からついに両手演奏になりました
1年間で演奏した曲は、ハ長調、ト長調、ヘ長調の曲です※ヘ長調は歌うのみの曲で弾く曲はまだ無い
聴覚がもっとも発達するのは4・5歳の頃とよく耳にしますが、幼児科1年目ではこの時期に音感をつける事に注力しているのだなと感じるカリキュラムです
その他は音楽を楽しむ事、授業になれる事も1年目の重要ポイントだったのではないかと思います
逆にあまり時間を使わなかったのは楽譜を読むこと
ト音記号ヘ音記号それぞれ音符カードや音符のマグネットを少々やりましたが、音符に慣れ親しむ程度です
息子も含めてすらすらと音符を言い当てられる子は今の所いません
優先すべきは、今しか身に付きづらい『音感』なのでしょう
楽譜を読むのは今じゃなくても覚えられるので、徐々にでいいんじゃないと個人的にも思います
また、幼児科では保護者の同伴が必須。
エレクトーンの操作をして準備したり、教材の準備をしたり、先生に出される宿題をメモしたり親もサポートが忙しいです
サポートだけでなく、子供と一緒に歌ったり体を動かしたりしました
親子で一緒に参加することで子供も安心出来たり楽しむ事ができるのだと思います
同伴することで先生の指導を正確に理解ができるので、帰宅後もレッスンで習った事を正しく反復練習できて良かってす。
ヤマハ幼児科で学習することは4つ
ヤマハ幼児科での主なレッスン内容はざっくりと分けて以下の4つです。
- レパートリー曲の演奏▶︎レパートリー曲を聞いて歌って演奏することを学ぶ(メインで習う曲をレパートリー曲といいます)
- メロディ暗唱▶︎先生が歌ったり弾いたりする曲をドレミで歌う
- 歌詞唱▶︎歌詞のある曲を歌う
- 鍵盤遊び▶︎レパートリー曲とは別に、鍵盤遊び用の曲で和音や重音を演奏する
メインレッスンの上記以外にも、音楽鑑賞としてCDを聞く、手拍子でリズムを覚える、楽譜を読んだり書く、マグネット遊び(鍵盤の絵の磁石版でドレミを覚える)などもありました。
ヤマハ幼児科1年目で出てくる和音
レパートリー曲を演奏したり、先生の演奏を聞いてドレミで歌ったりして和音を学びました
ヤマハ幼児科1年目に覚える和音は以下の9つです。
ハ長調
- ドミソ(C)
- シファソ(G7)
- ドファラ(F展開形)
ト長調
- ソシレ(G)
- ファ#ドレ(D7)
- ソドミ(Cの展開形)
ヘ長調
- ファラド(F)
- ミシ♭ド(C7)
- ファシ♭レ(Bb)
1年目に実際に子供たちが弾くのは上記の和音のうち、ドミソ(C)、シファソ(G7)、ソシレ(G)、ファ#ドレ(D7)の4つです
和音に関しては、1年目はまだ手が小さいためか耳で聞いて歌って覚えることがメインでしたね。
和音を弾き始めたのは1年目の後半からでした
1年目で習ったレパートリー曲と調
レパートリー曲とは、簡単に言うとメインレッスンとして演奏する曲のことです
ぷらいまりーという教材を使って1年間で14曲のレパートリー演奏を習います
ぷらいまりーは1冊半年のペースで終わるので、1年間でぷらいまりー2まで進みました
どこの国の曲なのかも意識して聞いてみると面白いですよ!よぞらのパーティはメキシコの曲なのですが、『確かに明るくて陽気なイメージの曲だな〜、そう言われてみれば、メキシコっぽい気がしてくるな』とか考えてました。(我ながら幼稚な感想
ぷらいまりー1
ぷらいまりー1のレパートリー曲では、基本のハ長調に半年間注力しました。確かに1つの調をしっかり体に叩き込んだ方が音感は付きやすそうで良いねと思いました。半年間で以下の7曲を演奏します!
- 大好きなパン(イギリスの曲)▶︎ハ長調4/4拍子
- ランランピクニック(ヤマハの曲)▶︎ハ長調4/4拍子
- すてきなくつやさん(ドイツの曲)▶︎ハ長調2/2拍子
- つなひきぞうさん(外国の曲)▶︎ハ長調4/4拍子
- 楽譜のない曲・またあおうね!(外国の曲)4/4拍子
- はとどけい(ドイツの曲)▶︎ハ長調3/4拍子
- げんきなこどもたち(外国の曲)▶︎ハ長調2/2拍子
ぷらいまりー2
ぷらいまりー2からト長調が加わります。さらに演奏は本格的に両手演奏に。。。!よぞらのパーティは自宅練習無しでは難しいかもです。ぷらいまりー2では以下の7曲を演奏します。
- リスのこもりうた(外国の曲)▶︎ハ長調2/2拍子
- かっこう(ドイツの曲)▶︎ハ長調3/4拍子
- みつばちマーチ(外国の曲)▶︎ハ長調2/2拍子
- よるのおはなし(ドイツの曲)▶︎ト長調2/4拍子
- 楽譜のない曲・よぞらのパーティー(メキシコの曲)▶︎ト長調2/2拍子
- さんぞくのうた(ポーランドの曲)▶︎ト長調4/4拍子
- かわいいおどり(C.グルリット)▶︎ハ長調3/4拍子
楽譜のないレパートリー曲の楽譜を確認する
プライマリーには楽譜の無い曲もあります
レッスンでは、先生がCDを流したり、エレクトーンやピアノで演奏してくれるのを聞いて耳で覚えて、歌ったり演奏したりしました
そのため、レッスン中に曲をドレミで覚えておかないと、お家での練習が大変です!(CDには収録されているので、音感がある人なら大丈夫でしょうけどね。私はもちろんドレミでメモしてましたよ♪笑)
『レッスン中にメモし忘れたよ〜』って方はぜひ以下の楽譜を参考にどうぞ。
⚠️楽譜は公式のものではありません。教室の先生によってアレンジが異なる可能性があります。一部手書きだったりと手作り感満載ですみません。記号なども入れてない素人の楽譜なので、あくまで参考程度にお願いします。
またあおうね!(外国の曲)・ぷらいまりー1
『またあおうね!』は4/4のハ長調の曲です。幼児科初めての楽譜のないレパートリーです。右手と左手を交互に使って小さなお手手が忙しいくておもしろいね。
よぞらのパーティー(メキシコの曲)・ぷらいまりー2
『夜空のパーティー』は2/2のト長調です。1・2・1・2とリズムに乗って演奏できたらかっこいいですねぇ。CDでは2コーラス、3コーラスとどんどんテンポアップして行きます。テンポの変化が面白て、気分が盛り上がる曲なので子供たちも楽しそうでした。
1年目を終えてみて、子供は音楽的に成長したのか
『成長したなぁ』というのが、率直な感想です。とても普通な感想です
成長といっても難曲を弾けたりするわけではないし、息子なりにの成長ですけどね
1番成長を感じたのは聞く力でした
和音を聞き当てたり、単音を聞き当てたりできるようになりました
さらに、両手演奏が出来るようになりました!レッスンで両手演奏に入った日の夜は、両手の練習をやりたがらなかった息子。それから数日は無理強いはせず、片手ずつ練習をしていたのですが、ある日突然『ちょっと両手でやってみる』と自ら挑戦。そこから両手演奏への抵抗感が無くなってきました。両手演奏は初めての小さな壁でした。自ら挑戦し、1つ壁を乗り越えたのも良い経験に。
1年目を終えての感想
息子はマイウェイな性格で、初めの頃は気分によって先生の言うことを聞かなかったり、立って歌わないといけないのに立たないで歌ったりと言うかんじでした。そんな時、親として非常に気まずかったです。しかし徐々にですが息子なりに周りに合わせることも出来るようになってきた気がします
レッスンに同伴することで、成長を間近で感じる事ができました
レッスンで、1人づつみんなの前に出てきて演奏するプチ発表会が定期的にあるのですが、こちらもよかったです。
初めての発表の日、クラスの子達も息子もみんなガチガチでした
前に1人で出てこれない子もいたほど。。。
子どもたちにとって初めて1人で大勢の前(うちのクラスは保護者合わせると10人以上)での発表なので無理もないですね
そんな中、息子も他のお子さんも緊張しながらも演奏でき、大きな拍手を貰うことができました
緊張から一気に開放された時の笑顔がみんな本当に可愛かった
他のお子さんも息子も、この経験が1つの成功体験になったように思います
その後も定期的にプチ発表はあるのですが、今ではみんな我先にと人前で発表することを楽しんでいます
グループレッスンだから出来た貴重な体験。
『周りと調和する楽しみ』や、『みんなの前で自己を主張すること』が少し学べた気がします
2年目もレッスンの中に楽しみを見つけ、たくさん経験を積んでいってほしいなと思います
話は変わりますが、お子さんは「こどもちゃれんじ」を使ったことがありますか?
タブレット学習と紙ワーク学習のどちらかを選ぶのですが、我が家はおもちゃが毎月ついてくる紙ワークを利用していました。
紙ワークを1年間使ってみてとても良かったので、どっちにするか迷っている方にはなるべく紙ワークをおすすめしたいです・・!
こどもちゃれんじについて気になっている方は、どんな内容なのか・料金プラン・レビューをまとめた以下の記事もぜひチェックしてみてください。
続きの記事>>>>ヤマハ幼児科1年目の記録③クラスコンサートなど
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