この記事はこんな人におすすめ
- ヤマハ幼児科以降の各進級コースの内容や料金について知りたい
- どの進級コースに進むか迷っている
- 体験談を元にしたリアルなレッスン内容や練習ボリュームを知りたい
ヤマハ幼児科コース2年目のお子さんは、そろそろ次のコースを決める季節ですね。
コースがいくつもあるけど、どれを選べばいいのかな?
子供にどのコースがいいか聞いてもはっきりしなくて困る!
こんなことってありませんか?
去年、コースを選ぶ時期に我が家でもそんな感じでした。
ヤマハ幼児科以降の進路にはどんなコースがあるのか、我が家の体験談や他の保護者の話も元に解説していきます!
幼児科卒業後の進級コース選びのヒントになれば嬉しいです!
ヤマハの代理店店舗によって、方針や内容が違うことも多々あると思います。
参考程度にご覧けると幸いです。
ヤマハ幼児科卒業後|5つの進級コースの料金とレッスン内容
ヤマハ幼児科卒業後の進級コースには「ジュニア総合コース」「ジュニア専門コース」「ジュニアアンサンブルコース」「ジュニアピアノコース」「ジュニアエレクトーンコース」の5つがあります。
コースごとのレッスンの内容や料金、選び方ついてまとめました。
今回はヤマハ幼児科後に進級する5つのコースについて説明をしていきます。
5つのコースの料金について
レッスン回数 | 一回あたりの レッスン時間 | 月額料金(税込) | 教材費(税込) | |
ジュニア専門コース | グループ・個人 各年間40回 | グループ60分 個人30分 | 18,480円 | 14,850円 |
ジュニア総合コース | グループ3回/月 個人1〜3回/月 | グループ60分 個人30分 | 選択する個人レッスンの回数 によって以下の通り 月1回11,330円 月2回14,190円 月3回17,050円 | 10,890円 |
ジュニアピアノコース | 3回/月 | 個人30分 | 9,350円 | 8,910円 |
ジュニア エレクトーンコース | 3回/月 | 個人30分 | グループ8,800円 個人9,350円 | 8,910円 |
ジュニア アンサンブルコース | 3回/月 | グループ60分 | 8,250円 | 10,450円 |
料金は、幼児科での経験上、予想していたけど高いですよね。
個人レッスン3回は、総合も専門も料金あまり変わらないんですね。だったら、内容がより濃い専門の方がお得かも。。。?
確かにそれはそうかもです。しかし、コスパだけで選ぶのは危険です。コースごとに特色が異なるので、どのコースが合っているか見極める必要があります。
以下ではそれぞれのコース内容や選び方のヒントを解説してます。
ジュニア総合コース
「ピアノが上手になりたい!」「 もっとエレクトーンを弾きたい!」子どもたちのやる気や学習意欲が徐々に高まっていくこの時期、グループレッスンと個人レッスンを併用することで演奏力が飛躍的に伸びます。
ヤマハ音楽教室
個人レッスンでは、レパートリーの学習に加え、必要に応じてグループレッスンの補完も行います。
一人ひとりの状況やニーズに合わせ月1回、月2回、月3回から選択していただくことができます。
また、グループレッスンでは「弾く」ことだけでなく、楽譜を読んだり、さまざまなメロディーを歌ったり、メロディーにふさわしいハーモニーを感じて伴奏付けを行ったりなど、ヤマハならではのカリキュラムによって音感、読譜力、ハーモニー感などを着実に育成していきます。
このようなソルフェージュ学習、そして子どもたちが大好きなアンサンブルなどを通して、さまざまな音楽体験が可能なグループレッスンと、一人ひとりに対応できる個人レッスン。
2つを併用することで、着実な鍵盤演奏力と創造的な音楽表現力(アレンジ力)が豊かに育つレッスン形態、それがジュニア総合コースです。
ジュニア総合コースは、3つのうちで選択する生徒が1番多く、オーソドックスなコース
総合コースを選んで良かった点は、
◎各パートに分かれてのアンサンブルを子供が楽しんでいる
◎個人レッスンの回数が選べて自分達のペースが保てる
所です。
総合コースは個人レッスンの回数が選べるので個々のライフスタイルに合わせて練習量を調整しやすいため、他の習い事と並行したい人にもおすすめと言えます。
総合コースのレッスン内容
グループレッスンでは基本的にエレクトーンを使ってレッスンします。
パートを分けてアンサンブル演奏したり、子供達が自分で曲に合わせた和音付け(伴奏)を考えたり、曲をそれぞれアレンジしたりと楽しい内容です。
さらに総合コースには、ピアノかエレクトーンのどちらかを専攻とする個人レッスンが1カ月に1~3回あります。
個人レッスンでは、専攻したピアノまたはエレクトーンの曲がたくさん収録されたレパートリーと言う教材を使って演奏技術を学びます。
個人レッスン回数が多いほどレパートリー曲がどんどん次に進むといった感じです。
どんどん新しい曲を覚えていきたいのであれば3回といった感じです。レッスンが増えれば覚える曲数も多く、家でもその分まとまった練習時間の確保が必要になるでしょう。
発表会やコンクール
※参加する発表会やコンクールについては代理店事に変わる部分なので、詳しく知りたい場合は通っている教室に直接聞いてみてください。※
総合コースはホールで開催されるグループ発表会や個人の発表会が年間で各1回~
その他にも個人レッスンの回数が多い子は、さらに違う種類の個人発表会やコンクールへの参加のお声かけがあるようです。
私個人的にですが、総合コースは発表会頻度が年に各1回~なので丁度良いかもです。
メリット
- クラスが多いから曜日が選びやすい場合が多い◎
- 個人レッスンではピアノかエレクトーンを選択できる◎
- 個人レッスン回数が選べるため子供や親のやる気に合わせて練習量を調整できる◎
- 個人とグループの発表会が両方経験できる◎
我が家では総合コース・個人レッスン1回を選択。家での練習時間は1日10分~30分程度です。自宅練習をさぼる日も多々あり。
個人レッスン1回でレパートリーは進むの?
自宅での練習時間も少ないけど、ピアノは上手くなった?
息子の場合、レパートリーは1~2ヶ月で1曲完成って感じです(多分やや遅い)
個人レッスンが少ないことよりも自宅での練習時間の少なさが原因かと思います
グループレッスンについていくのは問題ないですが、演奏は上手いとは言えないかもw
同じ総合クラスにとても演奏が上手くレパートリーもどんどん進めているお子さんがいますが、自宅でも毎日30分~は練習しているそうですよ。
やっぱり毎日30分以上は練習しないと、「上手い!」と感じるレベルにはならないのかもですね(その30分を毎日続ける事がなかなか難しい)
不要な電子キーボードや電子ピアノをお得に売る方法→電子キーボードや電子ピアノを売るおすすめ方法を紹介!買取の相場は?電子キーボードを少しでも高く売る方法を解説!ジュニア専門コース
1975年のコース開設以来、数多くの音楽家(ピアニスト、作編曲家…)を輩出してきたヤマハ音楽教室における特別なコースです。
さまざまな音楽学習や音楽体験が可能なグループレッスンと、一人ひとりに対応した個人レッスン。
2つのレッスンを併用する理想的なレッスン形態と、長年のノウハウを元に作られたカリキュラムにより、個々の持っている音楽性を最大限伸ばし、創造的で豊かな演奏表現力を育みます。★ジュニア専門コースに進級を希望される生徒・保護者の皆様には、進級オーディションを受けていただきます。 詳しくは、「ジュニア専門コース 進級のご案内」(申込書付パンフレット)をご覧ください。
ヤマハ音楽教室
筆者も大ファンの有名YouTuber「りっちゃんの音楽教室」さんもこのコースみたいですよ!りっちゃんは、大人顔負けのエレクトーンとピアノ演奏技術と表現力があるスーパー小学生です。
- 子供が音楽大好きで毎日練習時間が確保できる
- 子供の練習やイベントに親もしっかり付き合える
- 実力ある講師に教えてもらいたい人
- コンサートやコンクールをたくさん経験したい人
ジュニア専門コースの内容
ジュニア専門コースは、一言でいうと総合コースを全体的にレベルアップしたコースです。
他のコースにはない学習として『創作』もあり、アレンジやメロディーへの伴奏付けに加えて曲作りも学べます。
グループレッスンと個人レッスンがあり、それぞれ年間40回ずつです。
グループレッスンと合わせると合計で月に6回〜8回のボリュームあるレッスンです。
発表会やコンクール
※参加する発表会やコンクールについては代理店事に変わる部分なので、詳しく知りたい場合は通っている教室に直接聞いてみてください。※
JOC(ジュニアオリジナルコンサート)をはじめ、グループ発表会・個人発表会・コンサート・コンクールなどが年に3回~あります。
JOCとは専門コースの子供たちがそれぞれ作曲した曲を発表するヤマハのコンサートで、ヤマハが力を入れてるイベントの1つ
3コース合同のグループコンサートがあるのですが、Jr.専門コースのグループ演奏は、技術力と迫力が凄い!1年生からペダルを使っている子もいたりしてレベルが高いです。
たくさん練習してるんだろうなと思います。
のメリット
- たくさんの曲を習うので演奏力が上がる◎
- 創作の学習で曲作りも学べる◎
- ヤマハ講師の中でも実力ある講師がコースを担当◎
- 個人レッスンではピアノかエレクトーンを選択できる◎
- コンサートやコンクールなど発表の場が多い◎
ジュニア専門コースは非常に魅力的なコースですが、一方で以下のような注意点があります。
- コンサートやコンクールなどのイベントが年に3回~あって忙しい
- グループ・個人レッスンが合計で月に6回〜7回あって忙しい
- レッスンのスピードについていくためにも家でもしっかり練習する必要がある
- 他のコースに比べて希望者が少ない為、年度によっては人数が集まらずジュニア専門コースがないこともある
- ジュニア専門コース希望者は、コースについていけるか事前のオーディション(試験)がある
このコースに通うお友達のママは、学習ボリュームが多いため他の習い事との同時進行は難しいと言ってました。
確かに平行して他の習い事するのは大変そうですが、
実際には他の習い事をしている人もいますし他に習い事できるかどうかは親子の体力次第だと思います。
努力が必要だからこそ高い演奏技術を身につけることができるのですね。
難しい曲でも自分の音楽表現ができたらきっと楽しいでしょうね。
ジュニアアンサンブルコース
グループレッスンの中で、ゆとりある進度で総合的な音楽力を育みます。子どもたち自身の「弾いてみたい!」「楽しみたい!」といった自発的な表現意欲を呼びおこしながら、ソルフェージュとアレンジ、レパートリー、アンサンブルを中心に学習していきます。
ヤマハ音楽教室
息子のお迎えにいった時などに、アンサンブルコースのクラスから、楽しそうな笑い声が聞こえてきます。クラスの子達はきっと楽しく音楽を続けているんでしょうね。アンサンブルで1つの音楽を作り上げるから、クラスのお友達同士の絆も深まりそう。
アンサンブルコースは、他の習い事などと並行したい人も続けやすいコース。子供に楽しく音楽を続けてもらいたい人や、音楽以外の時間もしっかり確保させたい人におすすめです。
アンサンブルコースのレッスン内容
基本的に個人レッスンは無く、エレクトーンを使ってのグループレッスンです。
アンサンブルを楽しく学び、演奏力強化のためのレパートリーやアレンジも学びます。
発表会やコンクール
※参加する発表会やコンクールについては代理店事に変わる部分なので、詳しく知りたい場合は通っている教室に直接聞いてみてください。※
アンサンブルコースでは、ホールで開催されるグループ発表会・個人発表会が各年1回~あります。
アンサンブルコースの知り合いがおらずイベントについて詳しく分からない部分もあるのですが、個々のやる気や店舗によってコンクールも参加しているかもしれません。
自分達の地域のグループ発表会では、選曲も演奏も素晴らしいアンサンブルコースのクラスがあって、私はその演奏を発表会の度に楽しみにしてます♪
ジュニアエレクトーンコース
音楽のさまざまな楽しみ方、豊かな演奏表現力を身に付けます。ジャンルの垣根を越えた幅広いレパートリーを学習しながら、演奏力とともに自分でアレンジする力を育て、エレクトーンならではの多彩な音色を使って豊かな演奏表現力を身につけます。エレクトーンの大きな特徴である多彩な音色を自由に操作して演奏できるようになるために、エレクトーンの操作の習得をカリキュラム化し、テキストの中で取り上げています。
ヤマハ音楽教室
また、音色の選択に大切ないろいろな楽器の特徴を学び、音色にふさわしい奏法を身につけることで、豊かな表現力を培います。
ジュニアエレクトーンコースは、幅広いレパートリーを学習しながら演奏力を育てます。
グループレッスンコースと個人レッスンコースから選びます。
このコースの特徴は、エレクトーンの魅力でもあるベース演奏を、基本ステップから学べることです。
ベースが独立して演奏可能なエレクトーンは、アレンジの学習に最適とされていて、メロディーのみの楽譜から伴奏やイントロ、エンディングを子供たちが考えたり、ポップス風やジャズ風などのスタイルに変えるなどのアレンジを学習します。
ジュニアピアノコース
さまざまなジャンル・スタイルの気に入った曲を「ピアノで表現できる力」を養います。幼児科で育んできた総合音楽力を生かした個人レッスン。ジャンルの垣根を越えた幅広いレパートリーを学習しながら、確かなピアノ演奏力とともに、総合音楽教育を通してアレンジする力を育みます。
ヤマハ 音楽教室
ジュニアピアノコースにはグループレッスンは無く、個別レッスンでピアノを学びます。
古今の名曲やスタンダードナンバーまで幅広い楽曲を通じてテクニックの習得をしたり、それぞれの楽曲のスタイルや音楽性、表現力を身に付けます。
バロック、古典派、ロマン派、近現代のクラシック、ポピュラー曲を先生と連弾したり、ソロで演奏します。
ジュニアピアノコースのお友達の情報だと、発表会などで自分の好きな曲を選べたらしいです!好きなアニメやゲーム曲だったらモチベーションも上がりそうですね!
ヤマハ音楽教室
我が家は総合コース(ピアノ)に決定しました
かなり悩みましたが、総合コースにしました!
私は専門コースと総合コースに惹かれていたんですが、息子と「本当にそこまで時間をかけて学びたいのか、他の習い事はしないのか」など息子と話し合った結果、総合コースに決定しました。
例えば、めっちゃ練習してめちゃくちゃ上手くなるのと、今までと同じくらいの練習量でちょっと上手になるのどっちが良い?
ちょっと上手くなれば良いよ!!(ゲームの時間減るし)
上記の『めっちゃ練習してめちゃくちゃ上手くなるのと、今までと同じくらいの練習量でちょっと上手になるのどっちが良い?』という説明には語弊があります!当時の私の語彙力の範囲で、幼児が理解できるように説明したつもりだったのですが、今思えばもう少し良い例えがあったかもです
幼児への説明が難しい。笑
ともかくヤマハのレッスンのおかげで音楽が好きな息子ですが、「練習量が多いのは嫌、そんなにバリバリ上手くならなくても良い」みたいです。
こんな考えでは専門コースに入ったとしても続かなかったことでしょう。(総合コースも楽ではないですが専門コースは別次元で大変そうなので)
専攻はピアノ・個人レッスン回数は1回を選択。
始まる前は『1回じゃ少ないかな?』と思っていましたが、実際やってみると我が家にはこれくらいでちょうど良い練習量でした
実際やってみた感想としては、1回でも今までより練習量は増えるため、回数に悩んだらまずは1回から始めてみてもいいかもと思います
担当の講師のスケジュールにもよりますが、息子のやる気や進度によって状況に応じて後からレッスンを増やせばいいと考えています
総合コースを約2年やってみて、レッスン内容・学習量・発表会の頻度が丁度良かったなと感じています!
子供も総合コースを楽しんでいるみたいです。
最後に
コース選定は、本当に悩みますよね。。
子供自身に『このコースがいい!』という希望があればいいんですけどね。
中々そんな子ばかりじゃないですよね
ちなみに最終手段ですが、『専門コースと総合コースをどうしても決めかねる場合は専門コース、総合コースとアンサンブルで決められないなら総合コース』を選ぶという決め方もありかと思います。
なぜなら難易度が上のコースから下のコースには途中で変更ができるからです。
教室によって方針が違う可能性もあるので、
気になった方は講師とコース選定の話し合いの時に確認してみてくだい。
今回のヤマハ 進級クラスのまとめがどなたかの参考になれば嬉しいです
コース選定から、エレクトーンかピアノか、ピアノは新品か中古か。。。。決めることは多いですがしっかり選べば満足な結果になるはずです。
大変でしょうが、コース選定頑張ってください
話は変わりますがこれから小学生に上がるお子さんは、チャレンジやポピーを利用してますか?
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