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子供の絶対音感について【絶対音感トレーニング・自宅実践中の記録①】

絶対音感トレーニング自宅実践中の記録
この記事で分かること
  • 絶対音感と相対音感の違い
  • 絶対音感をつける方法
  • 絶対音感トレーニング実践中の途中経過

筆者
筆者

絶対音感があったら天才、才能がある人は良いなぁ。

「絶対音感は才能」このように思いませんか?以前の筆者はそのように思っていました。

さまざまな業界で天才っていますよね。例えば、ワンピースやドラゴンボールなどの名作マンガの作者は、どういう思考回路でそのストーリーを、その展開を思いついたのか?人気アーティストの米津玄師や、YOASOBIは、どのようにして心に響く詩を書き、耳に残るメロディを作ったのか?とかです。なぜ、そんなことが出来るのか、全く想像できません。

それらと同じように、『絶対音感』をもつ人たちも、私には理解できない才能を持った天才だなと考えていました。

なので絶対音感は自分に関係のない世界だと思っていましたが、息子が音楽を習い始めて状況が変わることに。

どうやら『絶対音感』は才能ではないらしいという事が分かってきました。

ネットでヤマハ幼児科に関する情報をみると、ヤマハの幼児科を卒業すると、耳コピが出来るようになるだとか絶対音感がつくだとかを目にします。その一方で ヤマハに通って真面目に習っていたにも関わらず 聴音が苦手ですなどの情報も。。

ヤマハレッスンで絶対音感がつく子とそうでない子がいることを知りました。

なぜこのような違いがでるのか?を調べていくうちに絶対音感は6歳頃までの幼少期に正しいトレーニングをすることにより身につくという事が分かりました!

筆者
筆者

それであれば、絶対音感を習得させてあげたいと思い、5歳のヤマハっ子の息子も自宅で音感トレーニングを初めました。絶対音感についてと音感トレーニングの途中経過をまとめました!

絶対音感音感と相対音感の違い

絶対音感と聞いて何が思い浮かぶでしょうか。 聞いた曲を耳コピ出来る能力、聞いた音をドレミで言える能力、特別な能力などと想像すると思います。

考える女性
考える女性

日常の音が全てドレミで分かるレベルは絶対音感の持ち主、日常の音はドレミで分からないけど音楽の音をドレミで分かるレベルは相対音感ということかな?

筆者
筆者

絶対音感というと日常の音全てがドレミで分かるイメージがあると思いますが、音楽に対しての絶対音感があっても日常の音はドレミで聞き分けらえない人もいます。

なので、絶対音感にも聞き分けられるレベルの違いがあるようです

では絶対音感と相対音感との違いは何かというと、以下Google辞書が分かりやすくまとめてくれてました。

絶対音感とは “ある音の高さを他の音と比較せずに認識する能力”

相対音感とは “ある音の高さを他の音との関係において識別する能力”

Google辞書

とあります。

色に例えるならば以下の通りのイメージです。

絶対音感と相対音感の違いを例えると

✔絶対音感→ほぼ赤に近いピンク色を、赤色と比べずにピンク色だとわかる

✔相対音感→ほぼ赤に近いピンク色を、赤色と比較した時にピンク色だとわかる

と言う事ですね。

どちらも素晴らしい能力であり、どちらの能力が得とかも無いように思います。

ちなみに、相対音感習得は年齢は関係ないので、「音感つけたいのに、6歳すぎちゃってるよ」って方もトレーニングする価値あるので安心してください。

絶対音感をつけるには

絶対音感を調べると沢山の情報が出てきました。

本、ブログ、音楽教室のホームページ、論文など どの記事にも共通して言われていることがありました。

それは絶対音感をつけたいのならば幼少期までにトレーニングをするとうことです。

音感に関してさまざまな研究が進んできて 幼少期に適切なトレーニングを行えば絶対音感音感が後天的につけられることが分かってきました。

習得には臨界期があり、6歳を超えると難しいようです

トレーニング方法も やり方はどのサイトや本もだいたい共通していました。

自宅で音感トレーニングの方法

具体的なトレーニングとしては和音をランダムにピアノ等で弾いてあげて 子供が和音の音を当てると言うもの。

和音が書かれたカードを子供に引いてもらうか 口頭で答えてもらいます。1回2〜3分を1日に2〜4回やると良いみたいです。

初めは白鍵音の9つの和音を1和音づつ覚えていきます。次に黒鍵音を含む5つの和音を覚ます。最後に和音を細分化して単音を覚えます。

1つ目の和音を聞いて覚えてもらい、覚えてしばらく経ったら2つ目の和音を追加します。1つ目の和音と2つ目の和音を聞き分けるのは2択なのですぐに出来るようになります。

出来るようになってから2週間は新たな和音は追加せずに覚えたものを定着させる期間とします。

そして2週間後に3つ目の和音を追加、、の様に 間違わなくなってからも2週間は新たな和音は追加せずに練習し、1つ1つの和音を確実に覚えてから追加していきます。

このように 1つの和音を覚える期間と、それを覚えてから定着期間2週間の時間を使うので、次の和音を追加するまでに最低3週間以上は時間を使います。白鍵音和音 黒鍵音和音 単音すべて行うと全くの音楽未経験者は数年かかる計算です。

すでに音楽を習ってる子で音感もある程度ついていれば すでに覚えている音は時間を省けるのでもう少し早くなると思いますが、どんなに早くても1年はかかりそうだなと思いました。

ヤマハ幼児科での音感トレーニングっぽいもの

ヤマハでも音感トレーニングだと思われる練習方法があります。

毎回レッスンの度に2〜3分程度のものです。

先生がピアノで和音を弾き、子供が和音をドレミで歌うと言うものです。こちらのトレーニングはグループなので、一人ひとりが出来るようになってから次の和音が追加されるわけではありませんが だいたい皆覚えたであろう頃合いに次の和音が追加されています。 

幼児科1年の初めの半年でトレーニングした和音は↓ 

C(ドミソ)G7(シファソ)G(ソシレ)D7(ファ#ドレ)でした。

半年後から追加された和音は↓

F(ファラド)C7(ミシ#ド)

でした。

幼児科の1時間のレッスンでは 歌をドレミで歌ったり、エレクトーンを演奏しながらドレミで歌ったりしています。

筆者
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ヤマハ幼児科では、曲をドレミで歌うことや演奏しながら歌う宿題が出ます。

しかし、和音を親がピアノで弾いて子供がドレミで歌う練習は宿題には出ません。

このことからヤマハでは音感を鍛える1つの方法として、ドレミで歌いながらピアノを弾いているのかなと思います。

自宅での音感トレーニング前の息子の音感レベル

ヤマハ幼児科に通い8ヶ月が過ぎた頃、息子が今どの位 聴音出来るようになったのか気になりだしました。

早速 自宅のエレクトーンで 私が白鍵音のドレミを適当に1音づづ弾いてみて答えてもらいました。

これまでは自宅で聴音したり 音感トレーニング的な事は一切してきませんでしたが 思っていたより聴音出来ている事に本当にびっくりして感動しました。

筆者
筆者

音感トレーニング前の白鍵盤(黒鍵盤は無し)の聞き取りは、正解率7割弱でした。

これまでは自宅で聴音したり 音感トレーニング的な事は一切してきませんでしたが 思っていたより聴音出来ている事に本当にびっくりして感動しました。

ヤマハのレッスンで毎回ドレミで歌いながら弾く事でそれなりに音感がつくんだなと実感しました。

ヤマハレッスンのおかげで音感は確実についてきています。

 しかし“絶対音感をつける”視点で考えると うちの息子の場合ですがこのペースでは 絶対音感がつく前に、絶対音感が習得出来る臨界期を迎えてしまうだろうなぁと思いました。

ネットでヤマハ幼児科を検索すると 『絶対音感が付きました』と言う意見がある一方で『うちの子はあまり聴音テストが得意でない』などの意見もちらほら。。

ヤマハレッスンだけでは個人差がある様に思いました。

なので絶対音感をつける為に ヤマハのレッスンとプラスで自宅で音感トレーニングを毎日少しづつして行こうと考えました!

自宅での音感トレーニング半年間行った途中経過

筆者
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自宅で音感トレーニングを始めて半年が経ちました!途中経過をご報告します!

私が絶対音感に興味をもち、今年の1月から自宅でも出来る音感トレーニングとして取り入れた方法。

それは自宅のエレクトーンを親が和音で弾いて、子供にドレミで答えてもらうというもの。

本当は1日に数回行うべきですが、私がそこまで付き合うのが無理なので1日1回を2〜3分ランダムに問題をだしています。

現在は白鍵音の和音を7つまで覚えたので 残り2つで白鍵音和音が終わります。(もともとヤマハでC(ドミソ)G(ソシレ)は習って覚えていました。)

自宅での音感トレーニングを追加して早6ヶ月の途中経過。白鍵音和音が7つ聞き分けられる様になりました。

筆者
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そして白鍵音の単音(鍵盤の左端から右端までをランダムに)に関しては、半年間のトレーニングで100%聞き分けられるようになりました!

白鍵音の単音のトレーニングはしていないのに正解率が上がっていてびっくりしました。

和音を初めに覚える事で単音も同時に3つ覚えた事になり単音も自然と聞き取れるようになっていくと言えそうです。

とにかくヤマハ幼児科とプラスで自宅で音感トレーニングをする効果が絶大過ぎました。

そして 適期教育の重要性も改めて実感しました。

絶対音感習得の臨界期と大人の私(大人は習得できるの?)

どの本やブログや論文をよんでも共通していること。

それは絶対音感習得するには6歳位までの幼少期が良いとされている事です。

そして習得レッスンを始めるなら早ければ早いだけ良いと。。

巷では大人は絶対音感は習得出来ないだとか、相対音感ならかなりの年月をかければ習得できるだとか言われていますが 本当でしょうか?

筆者
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本当に幼少期の子供と大人では、音感習得の効率がそんなに違うものでしょうか?

しかし 息子の自宅での音感トレーニングを行ってみて私のその疑問はすぐに解消されたのでした。

私がエレクトーンで和音を弾いて息子が答えるので、トレーニングは私も同じだけ時間を費やしてきたはずです。

それなのに私はと言うと、未だにG(ソシレ)すら聞き取れない事もあります。

自信を持って聞き取れるのはC(ドレミ)だけです。。。

目安となる音出しがあればもう少しわかるのですが。。

これはちょっとひどすぎる例でしたが、身を持って5歳息子との違いを体感したのでした。親子なので遺伝子は同じだから潜在能力はだいたい同じなはず。となると年齢に関係があるようです。息子のついでに私も音感がついたら良いなと思っていたのですが、今の感じだと ついでに自分も絶対音感つけるのは厳しそうですね。(と言うか無理だと感じました。でも相対音感がついたら嬉しいな)

計画通りに自宅での音感トレーニングをしたら本当に絶対音感がつくのかが気になります。

そんな実験みたいな気持ちも少しあります。

息子本人は聴音が得意だと思っているみたいなので楽しみながら毎日2〜3分音感トレーニングをつづけて来れました。白鍵音和音が終わったら、黒鍵盤を含む和音5つ、その次は和音を細分化して単音があります。今後も音感トレーニングを引き続きやってみて また途中経過をブログでまとめたいと思います。

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